花粉症・アレルギー

私たちの身体には免疫機能が備わっています。日常生活で私たちは多くのウイルスや細菌などにさらされていますが、免疫機能が働いていることにより、健康に生活することが出来ています。アレルギーとは、その免疫機能が過剰に働いてしまうことにより様々な症状が引き起こされることを言います。

花粉症

最も多いのは春に悩まされる方も多い花粉症です。花粉に対して免疫機能が過剰に働き、鼻水やくしゃみ、眼のかゆみなどの症状が出ます。院長も重度の花粉症でして、昔から春には箱ティッシュが欠かせません。2月ごろからスギに始まりヒノキ、イネ、秋にはヨモギやブタクサなど一年を通じて様々なアレルゲン(アレルギーを起こす物質)が存在します。当院では院長自らの鋭敏なセンサーにより、花粉症の症状を和らげるための投薬治療を適切に行います。花粉症でお悩みの方は是非ご相談下さい。

重症スギ花粉症の方に限定して使用できる新たな注射製剤が発売になっております。かなり高価で限られた施設でしか投与のできない生物学的製剤ですので当院での投与は出来ないのですが、一度の投与で1ヶ月程度の効果が持続し、従来の内服治療に比してかなり効果が高いそうです。適応があるかどうかの判断には血液検査が必要ですので、ご希望の方はお知らせ下さい。院長も血液検査をしてみたところ適応になる重症の範疇でしたが、打つかどうかは2022年4月現在、正直なところ迷っております(苦笑)

食物アレルギー・薬剤アレルギー

特定の食物を食べたり、薬を飲んだりして蕁麻疹が出たことがある方は要注意です。同じ食べ物や薬剤を再度摂取することにより強いアレルギー反応が起こることがあります。重篤な場合には呼吸困難に陥ったり、アナフィラキシーショックを生じることもあり、致死的となる事があります。小麦や蕎麦などの穀物、エビ・カニなどの甲殻類、キウイなどのフルーツ、卵など日常生活でも様々なアレルゲンが存在するので、下記のアレルギー検査(MAST 48)で調べることが可能です。また、特定の薬剤(抗生剤など)で蕁麻疹が起きたことがある方は、診察時に必ず担当医にお知らせ下さい。

エピペンの処方

食物アレルギーにより、アナフィラキシーショックの既往がある方などには、自己注射製剤として【エピペン】を処方することが可能です。
エピペンは将来にアナフィラキシーショックやそれに近い重篤なアレルギー症状が出現してしまった際のために、緊急で自己注射をして頂けるよう、ご自身で携帯していただく注射薬です。
エピペンの処方には特定の講習を修了する必要がありますが、当院院長が受講済みです。
強いアレルギー反応が出た方なども、一度ご相談ください。

アレルギー検査(MAST 48)

当院ではご希望の方にどういったアレルゲンに対するアレルギーを有しておられるのか調べる検査を実施しています。少量の採血で48項目の検査が実施できますので、ご希望の方は仰ってください。
48種類のアレルギー物質はこちらです。

食物アレルゲン(22項目・24種類)

花粉アレルゲン(7項目・13種類)

その他のアレルゲン(7項目・11種類)

  1. 072-250-7255
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